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​気分障害

長期間にわたり過度に気持ちがふさぎ込む(うつ状態)・過度に気持ちが高揚する(そう状態)またはその両方を示す感情的な障害を示す​。別名「感情障害」とも呼ばれ、大きく2種類に分類される。

​うつ病

​長期間にわたり過度に気持ちがふさぎ込む。また、食欲低下や不眠など日常生活に支障をきたすと認められたもの。

​双極性障害

長期間にわたり、過度に気持ちがふさぎ込んだり気持ちが高揚したりを繰り返している状態。

​「そううつ病」とも呼ばれる。

気分障害と鍼灸施術

​気分障害の特性の中に「不眠・食欲不振・頭痛・めまい」等、はり・きゅう適応の特性があります。特に、前者の「不眠・食欲不振」といった生きていくうえで欠かせない睡眠や食事は自律神経が大きく関係しています。はり・きゅうは乱れた自律神経を整えるのにうってつけな方法の一つです。気分障害そのものをはり・きゅうだけで改善していくというのは実際には困難ですが、例えば、普段服用している薬や病院での治療に合わせてはり・きゅうで気分障害によって起こる支障を取り除いていくことで、相乗効果が期待できます。

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